既存のサッシはそのままに、内側に新規で防音性の高いサッシを取り付け、それぞれの
用途にあったガラスを使用する方法です。
- 施工後の写真です。このときは取付ける額縁が狭い窓でしたので、後付の額縁を使っていて、横から見るとこのような感じとなりました。
インナーウィンドの工事では、注文から商品が揃うまでに約2週間、
工事時間は約3時間程度です。
既存のサッシの枠を利用し、一回り小さい機密性の高い新しいサッシを取付、それぞれの用途にあったガラスを使用する方法です。
※内外の壁、タイルなどに傷をつけ補修が必要になることはありません!
- 施工前の写真です。
今回はこの窓のカバー工法の写真で
施工方法を紹介いたします。
- 既存のサッシに溶接で取付ける為の下地となる鉄の曲げ物を取付けます。
この曲げ物は工事ごとに毎回違うオーダーメイドとなります。
- 建て込み作業です。
新しいサッシを垂直水平に、そしてサッシの出幅を合わせる為に調整を行います。
写真は重りをたらして垂直を測っている場面です。
- 先の作業で定位置に仮止めをしてある新しいサッシを本止めします。
これで新しいサッシががっちり固定されます。
- 施工の際に開いた隙間(新旧サッシの合間)にロックウール(石綿)と呼ばれる難燃材を詰め込みます。
(この作業は必要時のみ行われます)
- 施工の為に開いていた隙間を隠す為に額縁を取付けます。
この作業で、見た目の綺麗さと、作業箇所を隠す2つの効果が得られます。
- シーリング処理と呼ばれるもので、新設の額縁の継ぎ目や、新設の額縁のキワの部分の隙間を埋める作業です。場合によっては同時にガラスの施工も行います。
シーリングで使われるシリコーンは初め液状ですが数時間で硬化が進み、丸1日でゴム状に固まります。
- これで全ての施工は完了です。
注文から工事が可能になるまでの期間は約2週間で、工事時間は約半日程度です。