パイロクリア使用例
この使用箇所は特定防火設備(旧甲種防火)です。
工事前は網入りガラスの内側に、目隠しに紙を貼っていた為に熱割れをしていました。
オフィスの引越し前に、外がきれいに見える網の無いガラスを希望されましたのでワイヤレスで見た目の良い防火ガラス(パイロクリア)に入れ替えとなりました。
ダンス教室の肝となる正面の壁一面のガラス工事を請け負ったときの写真です。
正面の壁に段差がありましたが、正面になる面全てを鏡にしました。
このほかにも、お客様の玄関先に床から天井までの大きな鏡を注文される方も
よくいらっしゃいます。
- 工事前の写真です、ガラスが割れていることが見て取れます。
- 解体中の写真です。
新しいガラスに交換するため、割れてしまったガラスを解体・撤去しています。
- 新しいガラスをガラスミゾに入れて、押しブチのビスを締めています。
- コーキングと呼ばれる作業です。ガラスと枠にテープを張り、ガラスと枠の間にコーキングガンで充填材を押し付けた後にヘラで形を整えます。形を整え余った分がテープの上に残りますので、テープをはがすことで、ガラスの隙間部分にコーキングがきれいに充填されます。コーキングは粘質の液体ですが、約1日で固まりゴム状になり、ガラスをしっかり固定します。
- 今回は中央の押し棒を取り外して修理を行っていたので、
押し棒の復旧をしております。
- 修理完了後の写真です。合言葉は来る前よりも美しくでしょうか?
-
上で挙げた工法はシール工法によるガラスの修繕です。
シール工法の利点は、割れたガラスがはがれ落ちない事で、二次的な割れガラスでの怪我を減らしてくれます。
- 他にもビート施工と呼ばれる工法があり、こればゴムをガラスにまきつけておいて、枠にはめ込む形や、後押しビートと呼ばれる裏と表で別のゴムを隙間に押し込む形の工法もあります。
- それら以外にも古いサッシに見られるパテ工法(プラモを作ったことのある方はご存知でしょうが、わからない方は固まる粘土を使ってガラスを貼り付ける形と考えるとわかりやすいでしょう)などが有ります。